当院では徹底した感染対策を実施しています
西新宿・都庁前の歯医者『ラ・トゥール新宿歯科』では、徹底した感染対策を実施しています。特に「アフターコロナ」「Withコロナ」時期を考慮し、特に徹底した対策を行っております。
スタンダードプリコーションの導入
ラ・トゥール新宿歯科では、「スタンダードプリコーション」を導入し、患者様に触れるものだけでなく、院内全体で衛生管理を徹底しております。
「スタンダードプリコーション」は、米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention = 疾病管理予防センター)が、医療機関などの感染対策として提唱したユニバーサルプリコーションを、医療従事者だけでない患者様を含めた全ての人に適用できるよう改良したもので、「血液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜など」を、感染の危険性があるとして取り扱うものとしています。
パンデミック到来に応じさらなる対策の強化
当院の院長は、「スウェーデン歯科学会の口腔感染予防外来認定医」や、「ハーバード大学の感染予防サーティフィケート」を取得しています。コロナパンデミック時代が到来したことを踏まえ、これらの知識を元に、スタンダードプリコーションをベースとして、さらなる感染予防対策の強化をしています。
流行感染症対策
オゾン発生器の設置
当院では「オゾン発生器」を設置しています。空気中に漂うウィルスを含んだ微粒子は、「エアロゾル」と呼ばれ、3時間程度の間、感染性を有して空気中を浮遊し続けるといわれています。そのため、空間そのものを除菌する「空間除菌対策」も大切になります。オゾン発生器は、オゾンの力を利用して空気中の菌やウィルスを殺菌する機器で、スイッチを押すだけで部屋全体に効果を及ぼします。
口腔外バキュームの設置
当院では「口腔外バキューム」を設置しています。「口腔外バキューム」とは、治療中に飛散する、水、唾液、切削片、金属の破片などを、空気中に飛散しないよう、患者様のお口のすぐ外で吸い込んでしまうための装置です。飛散物だけでなく、治療中に発生する臭いも同時に吸い込みます。空気中のウィルスなどの感染性物質を吸引することで感染予防対策に有効であるとして、厚生労働省も導入を推奨しています。
オゾン水循環システムの設置
オゾン水循環システムを設置しています。このシステムでは、従来の消毒剤とは異なり、単に菌を殺すというものではなく、完全に菌体を破壊する効果を持ちます。また、多剤耐性菌やウィルスに対しても瞬時に作用します。
当院ではこのオゾン水循環システムによって、院内で使用する水は、診療ユニットのタンク内や出てくる水も含め、全て殺菌されたものが循環しています。
その他の実施事項
- ご来院当日の体調にご不安がある患者様へ来院前の事前電話連絡のお願い
- 手指の消毒のお願い(アルコールに過敏症や、薬剤などのアレルギーのある方はお申し出下さい)
- うがい薬の使用のお願い
- 患者様、スタッフ、双方のマスク着用
- スタッフはグローブ、ゴーグル、フェイスシールドの着用
- 患者様、スタッフ、双方に検温を実施
- 定期的な換気
- 飛沫防止のためのパテーションの設置
- 診療ユニットなどの除菌・消毒の実施
- ソーシャルディスタンスの実施
滅菌・衛生管理
滅菌パック
残念ながら、歯を削る機械「タービン」「コントラ」を、診療ユニットに付けたままにして、拭き消毒だけしている歯科医院も少なくない現状がありますが、当院では患者様ごとに「タービン」「コントラ」をはじめとする機械は、全部ユニットから外し、滅菌を徹底しております。
そして、当院では、治療に使用する器具は、徹底した洗浄と滅菌処理を行った上で、実際に使用する直前まで「滅菌パック」で保管しています。この滅菌パックは、患者様の目の前で器具を開封するため、安心して治療を受けていただけます。
クラスB滅菌システム
当院では「クラスB滅菌器」を導入しています。クラスB滅菌器には、非常に優れた滅菌性能があり、あらゆる器材の滅菌を可能としています。ドイツではクラスBの滅菌器を導入している歯科医院は80%にのぼるといわれていますが、現在の日本では歯科医院でのクラスBの滅菌器の導入率はわずか数%程度といわれています。
クラスB | 滅菌できる対象器具 ・非包装または包装(一重・多重)の固形、中腔、多孔性物(衣類など) 滅菌方法と状態 ・滅菌前および乾燥時に数回の真空状態を作り出すプレポストバキューム方式。 ・あらゆる種類・形状の被滅菌物を滅菌できる性能を備えている。 |
クラスS | 滅菌できる対象器具 ・メーカー特定の対象物のみ:非包装の中腔物、包装された固形物 滅菌方法と状態 ・滅菌前および乾燥時に真空状態を作り出すプレポストバキューム方式。 ・滅菌前の真空工程は1回となる。 |
クラスN | 滅菌できる対象器具 ・非包装の固形物(滅菌後直ちに使用) 滅菌方法と状態 ・蒸気と空気の重量の違いを利用して空気除去を行う重力置換式。 ・日本では一般的なクラス。用途や被滅菌物の種類には限りがある。 |
ディスポーザブル
当院では「ディスポーザブル(使い捨て)」を実施しています。感染予防をより確実に行う上でディスポーザブルは必要不可欠となってきます。ディスポーザブル製品とは医療機関などで多く活用されている使い捨ての製品のことで、グローブ、マスク、コップなどがあります。
当院では患者さんごとにグローブ、エプロン、コップを交換し、患者様ごとに破棄しています。
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