歯ぎしりの問題

「歯ぎしり」は、周囲の方に音を指摘されるまで、なかなか気づくことができません。ギリギリとした音の出ない「食いしばり」であればなおのこと気がつくことはほとんどないといえます。歯医者での診療によってはじめてわかるといったことも多いのです。

歯ぎしりや食いしばりは、歯を失うリスクとなります。歯ぎしりや食いしばりによる「力」は軽視できないのです。

歯ぎしり・食いしばりによる影響

  • 歯がすり減る
  • 歯にひびが入る
  • 歯が割れる
  • 顎関節症になる
  • 歯ぐきが下がってくる

歯ぎしりは、様々な症状を引き起こし、最終的には歯を失う結果につながることもあります。あごの疲れ・痛みなどに気づかれた時は、歯ぎしりや食いしばりの可能性もありますので、歯医者を受診しましょう。

歯ぎしり・食いしばりの種類

食いしばり
タッピング
歯ぎしり

歯ぎしり・食いしばりの対策

マウスピースの使用

歯ぎしりや食いしばりは就寝中に症状が出ます。無意識に行っているため、マウスピース(ナイトガード)で歯への負担を軽減します。

日中の咬みしめに注意する

かみしめる癖のことを「TCH」と呼び、上下の歯を接触させている状態のことをいいます。TCHは日中の意識が覚醒している時に行っているため、ご自身の意識で改善していくことも可能です。

ストレス対策

歯ぎしり・食いしばりの原因は、「ストレス」だといわれています。少しでもストレスを感じることなく過ごせるよう、ストレスの発散方法も考えてみる必要もあります。